2013/09/15

松江泰治の地図

ここ20年ほど「場所」をめぐる写真が、興味深い展開をみせている。スポットライトがあてられることもあり、静かに先行している場合もある。
それまでにあまり見られなかったひとつの特徴があるとすれば、「私」と「場所」の関係から逃れ、「場所」を主体化した作品が目立つことだ。しかも名前の知れた個性的な空間を被写体とするのではなく、アノニマスな空間を対象としている点に共通項がある。