2013/08/15

楢橋朝子の不穏な気配

かつての風景写真は、撮影されている場所がどこなのか、それが重要な要素だった。写真家はそこを、その場所の固有性をどのように撮るかに頭を悩ませてきた。
ところが、最近はそうでもない。
つまり風景写真の匿名化が進んでいる。それは単に写真家個人の志向性に現れるというより、現代写真のひとつの傾向でもあるのだろう。