2012/11/15

シャルル・フレジェと顔


シャルル・フレジェ(Charles Freger,1975 -) は、20022月から翌年11にかけて日本に訪れ、力士たちを撮影した。なかでもアマチュア相撲の力士たちを撮ったものは、ずいぶんと興味深いものがある。フレジェは土俵ではなく、若い力士たちがふだん稽古している場所を選んでいる。日常的な空間をあえて撮影場所とすることで、相撲にまつわる格式ばった伝統性を拭い去ろうとしたのだろう。

2012/11/01

シルク・イシの空間

コンテンポラリー・ダンスを見ていると、身体による気ままで奇妙な散文的要素を感じるのだが、これがヌーヴォ・シルク(nouveau cirque)になると、ある種の前衛詩のようなものになってくる。
その名の通り「新しいサーカス=nouveau cirque」の登場は1968年、パリ5月革命に溯るという。権威を否定したパフォーマーたちが路上に飛びだし、やがて70年代になると一座を構えてテントでの巡業を始めるアンダーグラウンドなグループが現われた。家族経営による家族経営のサーカスとは異なる集団である。
そのパフォーマンスは、アーティスティックで、突き刺してくるようなエネルギーに溢れていた。