2011/07/15

ビル・オーエンスのsuburbia


小林のりおやホンマタカシの登場で、1990年代半ばあたりから、郊外写真が話題になった。郊外といってもいろいろなニュアンスがあるが、ニュータウン建設の進んだ日本の郊外の原型は、やはりアメリカの“suburbia”にあるだろうう。1940年代に開発の始まったロングアイランドのレヴィット・タウン(levittown) はよく知られるところだ。ここに写しだされた郊外は、アメリカ人のささやかな夢だ。サブプライムローンがはじけたいま、あらためてその夢がはかなく、愛おしく感じられる。